見出し画像

第20回子ども議会【6年生】

2月9日(金)海士町子ども議会が行われました。
福井、海士両小学校が小学校でのふるさと教育の集大成として掲げている子ども議会。今年度が節目の20回目となりました。

出発前、5年生がエールを送ります。チーム福井小で子ども議会に挑みます!

子どもたちは昨年9月からこの日のために想いの整理、調査、原稿・資料作成、発表準備を地域の方の協力を得ながら進めてきました。

そして迎えた本番。
会場は実際に海士町議会が行われる議場。町長、副町長、教育長をはじめ、各課の課長、海士町議会議員の前で「海士町をもっとよくするためには?」という提案を行います。
福井小の子どもたちからは
「泳げる海士っ子を育てたい」
「スキューバダイビングの体験会を開こう」
「レスリングで海士町を盛り上げたい」
「海士の魚で寿司食いねえ」
「安全に過ごせる体育館を作ろう」
等々の提案がありました。

26名の児童が一人一提案します。傍聴席にはこれまでお世話になった地域の方の姿も

今年度は26名の児童から提案があり、午前、午後に分かれての実施となりました。
長丁場での実施となりましたが、子ども達の堂々とした提案、そして町長、教育長からの本気の答弁であっと言う間に時間が過ぎ去っていきました。

後半の児童も前半提案している議員の様子を別会場にて見守ります。

前日のリハーサルや当日の朝には少し緊張していた子どもたちでしたが、提案を終えた後には、ほっとした表情を見せていました。

子ども達の本気の提案に対し、町長、教育長も本気の答弁で返します。

半年間という長い時間をかけて準備をし、それを実際の議場で町長、教育長に本気で伝えるという機会は子ども達にとって、かけがえのない経験になったことと思います。

最後は26名全員議場に集合し、町長、海士町議会副議長から熱い言葉をいただきました。

6年生にとって小学校生活は残り1ヵ月。
最後まで格好いい姿を見せて卒業していってくれることでしょう。