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第20回子ども議会に向けて【6年生】

毎年、海士町役場の議場で町長や教育長、各課課長へ福井小、海士小の6年生が「海士町を良くするために」という想いを提案する子ども議会。
今年度で20回目の実施となります。
本番は2月9日(金)。本記事では、これまで準備を重ねてきた6年生の様子を紹介します。

はじまりは9月の福井小、海士小の合同学習「おちゃべり会」でした。お茶やお菓子を食べながら、海士町はどうなっていけばいいかな?という話題で地域の大人の方とお話しました。まだまだ提案のイメージができていない子どもたちでしたが、大人の意見を聞くことで、何を考えればいいのか少し固めることができた様子でした。

第一回「おちゃべり会」の様子 グループに分かれて大人と本気で話します。

その後自分たちでテーマを固めていき、提案するための材料を集めていきます。事前の調査として、色々な人にアンケートを取ったり、自分なりにデータを集めて「現状はどうなんだろう?」考えることがスタート。

その後、議員としての心構えを学ぶため、10月の第二回合同学習では実際の海士町議会議員さんとの交流も行いました。
議員さんに「どういう想いで提案をしているのか?」という質問を行い、回答をいただいたり、現段階での提案予定の話を聞いてもらったりして、アドバイスをもらいました。

議員さんに話を聞いている様子

11月の第三回合同学習では「おちゃべり改」という名前で、第一回から進めてきた提案を同じ地域の方に聞いてもらいました。地域の方からは「もっと○○を調べた方が良い」「○○という人に話を聞いてみたら?」というより具体的なアドバイスをいただきました。

タブレットを使いながら現状況の話を行いました。

その後は提案をより具体的にするため、地域の方からいただいたアドバイスを参考にしながら、各自アンケート調査、インタビューを行い、原稿作成、当日の資料作成を行いました。途中、実際の海士町定例議会の見学もさせていただきました。

役場の人にインタビューをしている様子

そして年が明けた1月末に原稿完成!
1月31日には最後の合同学習として、これまでお世話になった地域の方に向けてプレ発表を行いました。
まだ緊張している様子の見える6年生でしたが、本番同様の発表を行い、地域の方から「もっと自信を持って!」「大きな声で!」というようなエールをいただきました。

プレ発表の様子

本番まで残り時間は僅か。
2月9日には、これまでお世話になった方への想いを胸に堂々とした発表をしてくれることでしょう。
本番の様子はまた別の記事でお届けします!