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子ども議会に向けて 東京の学校との交流学習【6年生】

海士町では小学6年生が町長や議会に町政に関する提案を行う 「子ども議会」 を毎年2月に開催しています。
福井、海士小学校が小学校でのふるさと教育の集大成として掲げているこの行事も今年で19回目を迎えます。

今年度は子どもたちの提案内容を深めるため、東京都板橋区にある北前野小学校6年生とオンライン交流を実施しています。

福井小学校では「子ども議会に向けて」、北前野小学校では「幸せな板橋区にするために」というテーマで総合的な学習の時間に定期的な意見交換や発表交流を行っています。

北前野小学校6年生のプレゼンを聞く子ども達

交流初めの昨年10月には双方ともに漠然としていた提案内容ですが、進捗報告を頻繁に行うことで、自分達とは違う目線での意見を取り入れることができ、中身が深まっていきました。

休み時間にざっくばらんな交流も行いました!

また勉強だけでなく、休み時間に子どもたち主催の「大喜利大会」や「クイズ大会」等も行い、環境が180度違うといっても良い海士町と東京都の違いを楽しみながら交流することができました。(合計10回以上の交流を行いました!)
福井小の子ども達にとっては、東京と比較することで海士町の良さを改めて発見することができたようです。

北前野小の様子。海士町とは違い、たくさんの児童がいます!(北前野小提供)

いよいよ子ども議会本番を迎える6年生。直前の交流では北前野小学校の6年生に発表内容を聞いてもらい、最後のアドバイスやエールをいただき、福井小6年生も気合が入った様子でした!
子ども議会の様子はまたこちらnoteでお伝えしようと思います。

オンライン上で発表会を行いました!

最後に子どもたちに交流の感想を聞くと、

  • はじめは住む環境が違ってびっくりした。海士町(福井小)をより良くしたいと思った!

  • 海士町は子ども議会というやっていることのスケールが大きく、びっくりした!

  • 環境が全く違う小学生と交流できたのが嬉しくて感動している!

  • 最初は緊張したけど、仲良くなるにつれて意見が言えるようになって、楽しい交流になった!

という言葉が出てきました。私も全ての回に参加させていただきましたが、回を重ねるごとに仲良くなっていく児童の姿や、深まる交流には感服させられ、一緒に楽しく参加することができました!

黒板に書ききれないくらいのアドバイスをいただきました!

また最後に北前野小の児童から「ぜひ子ども議会の結果や感想を教えてほしい!」との要望があったので、議会後も交流は続けていこうと思います。

海士町にいると、都会に住んでいる同年代の子どもたちとは接する機会が少なく、今回のオンライン交流は良い刺激になったようです!
北前野小学校の皆さま、約1年間ありがとうございました!