給食指導(10/9)
毎月1回、海士中学校に所属の栄養教諭が来てくださり、給食の際、子ども達にいろいろな話をしてくださいます。
9月は、健康を整えるための生活リズムについてのお話でした。
この日は、「給食センターの人に感謝の気持ちを届けよう」ということを考えてもらうために、給食の食べ方と食べた後の片付けについて話をしてくださいました。
まずは、給食を食べ終わった後の食器の写真を見せてくださいました。
食器には、ご飯粒かな、野菜かな、食べ残しの何かが付いたままです。
栄養教諭からは…、
「このような食べ残しがあると、食器を洗うのが大変。
摂取できる栄養が摂取できないままに処分されてしまってもったいない。
食べられるものを捨てることになるのでもったいない。食品ロスになる。」
というお話がありました。
次は、重ねられたお盆の間からストローの袋が見える写真です。
栄養教諭からは…、
「これでは、食器を洗う機械が詰まってしまい、故障の原因になる。」
と説明してくださいました。
最後は、食後に片づけた箸入れの写真です。
箸の向きが揃っていません。
栄養教諭からは…、
「給食センターの職員は、向きをそろえてから機械に入れて箸を洗うので、その作業が大変です。」と教えてくださいました。
3つの話を聞きながら、子ども達はお皿に残っている食品(食べかす)をきれいにしています。
栄養教諭の話が伝わっているようです。
栄養教諭には、大切な話をしていただきました。
普段の子ども達は、給食を作ってくださっている方(給食センター職員)のことを考えることなく、給食を食べ、片付けをしていることが多いと思います。
そこに、給食を作ってくださっている方々の想いや困りごとをきちんと知らせたり考えたりさせることで、子ども達の食べ方や片づけ方は変わってくると思います。
ここから給食の食べ方や片づけ方について、子ども達が関心を持って互いに声をかけ合えるといいと思います。