あとどフェスティバル【たいよう学級、5・6年生】
前回までで1,2,3,4年生のあとどフェスティバルの発表の様子をお伝えしました。
今回はたいよう学級と5,6年生の発表です。
【たいよう学級】
たいよう学級では自分に合った学習内容を、自分のペースで学習しています。皆で、もしくは一人で勉強することもあります。このたいよう学級の2人の児童が日ごろの学習の成果を発表しました。
金子みすゞ作、「わたしと小鳥とすずと」を暗唱したり、自作の俳句を披露したり。校外学習での学びの発表や授業風景を切り取った動画もあり、普段の様子を垣間見ることが出来ました。
発表の中で、自然と手拍子や拍手が生まれる、積極的に観客からクイズに答える声が上がるなど、とても温かい雰囲気でした。
最後はお互いがサプライズとして書いた手紙を読み、交換する場面がありました。リハーサルではなかった演出に、お互い驚いていましたが、とても嬉しそうでした。
一人ひとりにスポットライトが当たった、素敵な発表でした。
【5・6年生】
2学期のテーマである「ちょっと挑戦」を体現した5,6年生の発表は…
マット運動 & ダンスです。
マット運動をやると聞いた時…
先生から、「今年のあとどフェスティバルはマット運動をやります」
と聞いた時、子どもたちからえぇーという声が小さく聞こえてきました。
ダンスもあまり気乗りしない様子。
そんな状態から練習をスタートしました。
いざ、練習開始!
マット運動は得意な子もいれば苦手な子もいます。
そのうえで、前転、後転、飛び込み前転をみんな共通で出来るようになろう、という目標が掲げられました。
飛び込むことが怖く、なかなか初めの踏み出しが出来ない…
そんな友達に対して、
「絶対頭よりも先に手がつくから大丈夫だよ!」
「まずやってみよう!」
といった声掛けが生まれる場面も。
段々できるようになっていくと、
「飛び込めた後、うまく立てない。」
「技中に足が伸ばせない。」
「これを解決するためにはどうしたらいいんだろう?」
といった、「もっと上手になるために」という前向きな悩みが増えてきました。
とはいいつつもダンスに加え体型移動もあり、本番までに仕上げることができるのか?という不安がよぎったのが本番一週間前。
その不安を吹き飛ばすかのように、残り一週間では更に練習を重ねていきました。
そして迎えた本番!
あとどフェスティバルを終えて
今回のあとどフェスティバルを通して、自分ができるようになったことが増えることを楽しんでいる子どもたちの姿が印象的でした。誰かと、ではなく、昨日の自分と比べ、できるようになったことを嬉しそうに話してくれる、披露してくれることがとても嬉しかったです。
また、日々マットを敷く準備を率先して行ったり、本番は他の学年をまとめたりする姿も見られました。自分のことだけでなく、周囲のために動ける5,6年生でした。
「ちょっと挑戦」の気持ちで、これからの物事に取り組み、自分の成長を楽しんでいってほしいです。