民生委員・児童委員あいさつ運動(5/16)
海士町の民生委員・児童委員の皆さんが朝のあいさつ運動で来校されました。
朝から強い風が吹き、時折、雨も降ってくるような天気でしたので、委員の皆さんは昇降口の外と中の2箇所に別れ、登校する子どもたちにあいさつをしてくださいました。
いつも以上に元気にあいさつをする子ども、ちょっと恥ずかしそうな子ども、見せる姿はいろいろでしたが、どの子どもに対しても委員の皆さんは明るく声をかけてくださいました。
あいさつ運動の途中には、雨がっぱを脱ぐことに苦戦している子どもの手伝いをしてくださる委員の方がおられました。
また、「あの子どもは、○○さんのところの子どもだよ。大きくなったね。」と話をされている委員さんもおられました。
いずれにしても、子どもを気にかけ、子どもに関わろうとしてくださる委員の皆さんの姿が大変有り難かったです。
あいさつ運動後は、委員の皆さんに学校の状況について校長が話をしました。
そして、今年度の福井小学校の合言葉「やっか」について話をし、合言葉「やっか」の共通の取り組みとしている[あいさつ]について委員の皆さんお考えをアンケートでお聞きしました。
〔委員の方のお話(福井小学校の子どものあいさつについて)〕
子どもと出会う機会が少なく、地域で子どもにたまに会うと背が高くなっていたり、いつの間にやらしっかりしたことを話す。顔見知りだとあいさつが自然とできる。他の地域の子どもだと知らないこともあり、こちらから話しかけると返答はあるが、子どもの方からあいさつをしてくることは少ないように思う。田舎なのでその良さをもっと生かして、子どもばかりでなく、保護者ともそのような関係になればいいと思う。
普通のあいさつ(おはよう、こんにちは、こんばんは)は、できているように感じる。普通の決まり切ったあいさつだけでなく、その後の会話につながるような子どもたちになってもらいたい。大人からの働きかけも必要。
代表して、委員お二人のアンケートの記述を載せました。
島前地域(田舎)だからこその強みに、「人と人との近さ」があると思います。
その強みが実際に活かされるよう、これからも福井小学校の取り組み(合言葉、あいさつなど)を発信し、たくさんの方々の「子どもへの関心」を高められるようにしていきたいです。
高まった結果、「子どもと大人」だけでなく、「大人と大人」の関わりが増えていくといいです。