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「みんなの『やっか』」のこれから… ※学校運営協議会

今年度3回目の[学校運営協議会]が行われました。

1回目・2回目と同様、福井小学校の『やっか』と「あいさつ」の取り組みについて、学校運営協議会委員の皆さんと一緒になって考えました。

福井小学校の合言葉は「やっか」です。
「やってみる」の「や」
「続ける・積み重ねる」の「つ」
「変わる」の「か」

そして、福井小学校の全員で取り組む「やっか」は『あいさつ』です。

令和6年度を終えようとしている今、福井小学校の「あいさつ」についての取り組みと現状を、委員の皆さんに向けて校長が話します。

〔校長からの話〕
・毎月末、子ども達から採っている、あいさつについてのアンケートの結果を見ると、4月から11月の数値は大きく変化がない。(よくできている、できている、あまりできていないという回答の割合が、4月も11月もほぼ変化していない。)

4月と11月のアンケート結果(数値)には変化があまりない

・12月末に子ども達から採った、あいさつに関する意識の変化を確認するアンケートでは、「自分のあいさつは4月に比べると良くなっている。」という回答が7割を越えている。

子ども達は4月に比べると「自分のあいさつはよくなっている。」と考えている

・子ども達に、あいさつについて考えさせたり意識させたりし続けることが大切。

ここで、校長は委員の皆さんに相談をします。
「ここから、子ども達のあいさつをもっと良いものにしていくために福井小学校はどのような取り組みをしていくといいと思いますか。」

委員の皆さんは、ペアになって考えます。
10分ほど考える時間がありましたが、委員の皆さんは時間いっぱい話をし、いろいろなアイデアを出してくださいました。

〔委員の皆さんのアイデア〕
・挨拶の大切さを確かめる。
・おはよう以外の挨拶を考える「ありがとう」「さようなら」「ごちそうさま」「よろしくお願いします」
など。
・挨拶をしてもらって嬉しい気持ちになっている地域の人がいることを伝える。その後の関係性もできていくといい。
・子どもたちが挨拶を頑張っていることを、地域の人が知る。そして、その体制をつくっていく。
・親が挨拶の大切さを伝えていく。その働きかけをする。
・挨拶がない世界を感じるような、ロールプレイをする。
・委員が挨拶の大切さを子ども達に話す機会をつくる。先生以外の方の話を聞く機会持てるといいのではないか。

アイデアを発表する委員

委員の皆さんのアイデアを聞き、校長は得るものが多くあったようです。
特に、「委員の皆さんが学校に(子どもに)関わってくださる。」ということについては確信を得たようで、今後、目向きに委員の皆さんの学校での授業や集会等への参加を検討したい様子でした。

回を重ねるごとに、委員の皆さんの福井小学校への興味や関心が高まっているように思います。
合わせて、学校運営協議会を通して、学校と委員の皆さんが互いに利益を得ることができているようにも感じます。