めっちゃ平和な遠足🌼3島を満喫
5月24日(金)に、春の遠足へ行ってきました。1・2年生は海士町の金光寺山に、3・4年生が西ノ島町の国賀海岸に、5・6年生が知夫村の赤ハゲ山へと出かけました。
今回は3人の書き手によりお届けします!
低学年編 海士町(金光寺山)
1・2年生は、金光寺山まで春の遠足に行ってきました。
子どもたちは朝からドキドキワクワクした様子で、とても楽しそうでした。出発前には、遠足の約束のお話をしっかりと聞きます。
今回の春の遠足。実は、子どもたちの学びの場でもあります。校外での活動は、自然を感じたり、友達と楽しく体を動かしたりと、学校とは、また違った学びを体験する事が出来ます。
そんな環境の中で、
子どもたちが楽しく学べるように、担任の先生がこんな工夫をしてくれました。それは、、、
はるのえんそくビンゴです!
この「はるのえんそくビンゴ」。子どもたちが長い道のりも楽しめるようにという思いが込められ先生達が作成していました。
少し曇り空でしたが、歩いていくのにちょうど良い天気。150円をにぎりしめ、地域の商店でお菓子を買わせて頂き、元気に歩きはじめます!
そんなこんなで、熱中症になる事もなく、笑顔で金光寺山に到着。
さて、遠足のもう一つのお楽しみは、なんと言ってもお弁当!レジャーシートを敷いて、みんなで一緒にいただきます。
「先生見て見て!からあげが入っていたよ!」
「デザートはいちごだ!やったぁ!」
子どもたちの喜ぶ姿が見られ、とても微笑ましかったです。
保護者の皆さま、朝早くから遠足のご用意をしてくださり、本当にありがとうございます。おやつを食べてエネルギーチャージした後は、自由時間です。金光寺山の周辺で鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたりしました。
最後にお山の教室に寄らせてもらい、園児たちと一緒に遊びました。
朝から元気いっぱいだった子どもたち。
たくさんの思い出がつくれましたね。
中学年編 西ノ島(国賀海岸)
今日はランドセルはお休み。
リュックを背負って、お弁当を持って3・4年生は西ノ島に冒険へ出かけます。
9:00 冒険の始まり
「おはようございます!」
いつも以上に元気な挨拶からスタートしました。
気温22℃。天気は晴れ。絶好の遠足日和です。
先生と遠足の約束を確認した後、いざ出発。
今回の遠足はバスではなく、船で移動します。島ならではですね。
学校の目の前の諏訪湾から船に乗ることはめったにないので、みんなわくわくしていました。
船の中では窓から見える風景を眺めたり、おしゃべりをしたり、手遊びをしたり、子どもたちのテンションはMax。
9:30 冒険の地に到着、最初の目的地へ
西ノ島到着。
天気が変わり曇っていて少し肌寒いですが、元気に出発!
9:40 イカが有名な神社
イカが集まることで有名な由良比女神社に到着。
ここで一休み。おやつを食べてこれからのエネルギーチャージをしたり、神社にお参りをしたりしました。
一休みした後は謎解きのお時間。
今回の遠足はただ見て回るだけでなく、西ノ島について物知りになれちゃう「西ノ島クイズ」がありました。問題は全部で5問。合計得点が一番高いチームにはご褒美があります。
ここでは神社に祭られている、由良比女命についてのクイズ。
「”イカ寄せの浜”にはなぜイカが集まるの」
A.ユラヒメノミコトと一緒に遊ぶため
B.ユラヒメノミコトを連れ戻すため
C.ユラヒメノミコトに謝るため
さあ、どれでしょう。(皆さんも考えてみてください)
「Aかな?」「Bっぽくない?」「Cはないでしょー何かしたの?」
など班ごとに思うことを話し合っていました。
10:20 目指せ国賀海岸
ここからは、アップダウンがある長い道のり。
毎日歩いて登校して、休み時間に元気いっぱいに遊んでいる子どもたちでも、流石に西ノ島の坂は体にこたえるようです。
「もう着きますか?」「まだ上るの?」
という声が聞こえてきました。
でも、道端に生えている植物に興味を持ったり、トンネルの中で叫んでみたり、牛に会って「モー」と鳴き声を真似してみたり、西ノ島の絶景を見たり、それぞれ学校内ではできないことを楽しみながら歩いていました。
11:00 国賀海岸到着
西ノ島に着いた時の肌寒さと曇りは嘘のような晴天に。
天気の神様から頑張って歩いた子どもたちへのご褒美のようですね。
歩いたのでみんなお腹ぺこぺこ。
もうお弁当を食べたいところですが、まずは4年生が考えてくれたレク。「ケイドロ」と「網投げた」をしました。
そした待ちに待ったお弁当。
国賀海岸の美しい自然の中でみんなで食べるお弁当は、世界一美味しいのではないでしょうか。
お弁当の後は、それぞれに大自然を満喫していました。
子どもたちが考えた国賀海岸の遊び方をご紹介。
13:20 また来るね、国賀海岸
行きは頑張って歩いたので帰りはバスで。
駐車場までの坂では、最後の力を振り絞って励まし合いながら上っていました。
13:50 冒険の終わり
帰りの船では、エネルギーが切れたのか船の揺れにつられて、寝てしまう子が多かったです。
子どもたちに今日の感想を聞いてみると、「お弁当を食べられたのが楽しかった、でも、全部楽しかったなー」という感想が聞こえました。充実した1日になったようです。
今日の西ノ島の冒険はこれで終わり。
ですが、3,4年生の学びの冒険は続きます。
子どもたちがこの遠足で学んだこと、身につけたことは、どんなことでしょうか。楽しかった遠足の思い出を大事にして、また明日から頑張りましょう。
高学年編 知夫村(赤ハゲ山)
遠足らしい遠足だと感じた、島の遠足。そういえば遠足って、「歩いて遠くに行くもの」だったのだと思い出しました。
5・6年生は、海士町から船で30分ほど移動した知夫村に出かけました。隣の島といえど、普段なかなか行かないという子が多数。
知夫村に着陸。歩いて山の頂上へと向かいます。
赤ハゲ山への道のりは坂道ばかり。思った以上にきつい道のりで途中で心が折れそうになりましたが、声を掛け合ったりみんなで歌ったりと、励まし合いながら一歩一歩踏みしめて歩きました。
何とか諦めずに歩き、予定よりも早い2時間ほどで頂上に到着!無事に登り切り、みんな達成感でいっぱいです。
お待ちかねのお弁当タイム🍱
たくさん歩いた後のご飯は格別。味わっていただきます。
お弁当を食べ終わった後は自由時間。
持ってきたお菓子でパーティをしたり
景色を眺めたり
凧あげをして遊んだり
走り回って遊んだり
だるまさんがころんだをしたり
各々好きな時間を過ごしました。
頂上を満喫した後は、登ってきた道をみんなで下っていきます。
牛に挨拶をしながら
お気に入りの道を見つけながら
港に到着!船で海士町へと帰りました。
楽な道のりではなかった知夫村遠足。それでも励まし合いながらたどり着き、みんなで見た頂上からの景色は、忘れられないものになったのではないでしょうか?
お世話になったバスや船の運転手の方々、遠足の準備をしてくださった保護者の皆様、見守ってくださった地域の皆様、ありがとうございました!