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行ってみるんジャー

3・4年生の総合的な学習の時間で、[行ってみるんジャー]というテーマの学習が始まりました。

テーマ名の通り、この学習では3・4年生が町内に出かけます。
今年度、子ども達が出かける場所は、「東地区」「豊田地区」「北分地区」「宇受賀地区」の4地区。
この4地区は、福井小学校の校区にはない地区です。
つまり、子ども達にはあまり馴染みのない地区に出かけるわけです。

まずは、2時間続けての学習時間を設定し、4つの地区に行ってみました。

はじめは、東地区。
車の中では、子どもから先生に「先生、どこからが東地区なんですか。」というような質問が投げかけられます。

東地区「今から東地区の神社へ」
東地区「フェリーが見える!」

次に、豊田地区。
見晴らしのいい場所では、「きれい。」「フェリーが見える!」などの声が漏れ聞こえてきます。
港では、いけすカゴからサザエを上げている漁師さんがいます。
子どもが聞きます。「どうやって採ったんですか。潜って?」
「いいや、カナギで採ったんだよ。」
「カナギ?」
子どもは、「カナギ」が何なのか分かりません。
漁師さんが、「カナギ漁」の説明をしてくださいました。

豊田地区「サザエはどうやって採ったんですか。」

次に、宇受賀地区。
神社にはまだ新しい灯ろうがあり、「令和6年7月吉日建立」の文字に、子ども達は納得の様子でした。

宇受賀地区「(神社の鳥居を見て)これは何と読むのかな…。」

最後は、北分地区。
ナマコ工場に行ってみました。
ナマコの加工作業をしているタイミングにあたらなかったため、工場は静まり返っていました。
中には、「ナマコ工場なのに、ナマコがいない!」と残念がっている子どもがいました。

北分地区「ナマコ工場などを見て、気づいたことをメモします。」

4地区のいろいろな場所を回り、後日、子ども達は振り返りをしました。
そして、次に地区を訪ねる際に「どの場所で、どんなことを知りたいか。」考えました。

考えたことを基に、今後は4地区を訪ね、地元の方に話を聞き、それぞれの地区のいろいろなことを調べます。
そして、4つの地区のマップ作りをする予定です。

これから子ども達がどのような新しい発見をするのか、楽しみです。