賢い消費者になろう 金融教育(9/5)
島根県金融広報委員会 金融広報アドバイザーを講師にお招きし、5・6年生が「お金」についての勉強をしました。
まず初めに講師から子ども達に向けて、「お金のことについて勉強しないといけない理由は何か。」という問いかけがありました。
答えのヒントは、「お金に、これからどのような時代が来るのか…。」を考えてみることからでした。
授業を受ける5・6年生は、これからは見えないお金を使いこなす必要がでてきます。
(キャッシュレス決済のことですね。)
18歳になったら成人となり、様々な自己責任を負うことになります。
(一人で、スマホの契約ができる、クレジットカードをつくることができる、不動産契約ができるようになりますよね。)
5・6年生にとって、6・7年後のことですね。
だから、お金についての知識を増やしていくといいし、その必要があります。
その知識とは、次の4つ。
・お金の稼ぎ方
・お金の使い方
・お金の貯め方
・トラブルに合わない方法など
今回は、講師と一緒に「お金の使い方」を中心にいろいろと勉強していきました。
お金の使い道にはどのようなものがあるのか。
・買う(消費)
・貯める(貯金)
・助ける(寄付)
※アメリカなどでは、「自分の稼ぐお金の10%くらいは、自分以外の人を『助ける』ために使いましょう。」という教育がされるそうです。
・増やす(投資)
・納める(税金)
お金の使い方の中でも「消費」のことを知るために、[お小遣いゲーム]が始まりました。
ゲームのルールを把握するまでに少し時間がかかりましたが、ゲームの流れとルールが分かってくると教室は大騒ぎ。
お小遣いは増えたり減ったりしていくのですが、ゲームの中で考えながら増やしたり(貯金、物を買わない選択してお小遣いを減らさないなど)、減らしたり(寄付、物を買う選択をするなど)してお小遣いを増減させていきます。
90分間の時間があっという間に過ぎ、楽しみながらお金の使い方についていろいろと考えることができました。
最後に、何人かの子どもが感想を発表しました。
「お金の使い方の種類は、いろいろあると分かりました。」
「フェアトレードのマークなど、商品のマークのことも意識して物を買いたいです。」
「物を買う時の考え方に、NeedとWantがあることが分かったので、買い物がもっとうまくなりたいと思いました。」
授業は、終始楽しく、ためになる内容がちりばめられていました。
講師には、お世話になりました。
ありがとうございました。