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あとどフェスティバル2024

[あとどフェスティバル]を実施しました。

[あとどフェスティバル]とは、福井小学校が毎年11月中頃に行っている学校行事です。あとどフェスティバルでは、各学年(学級)が普段学習していることを約20分間にまとめ、全校児童・保護者、地域の方々の前で発表します。そうすることで、「学習の定着を期待することができ、次の学習への意欲を引き出すことができる」と考えています。


今年度は、これまで以上に「子ども達が考え・つくる発表会」を目指したいと考え、いくつかの仕掛けを取り入れました。
 
まずはじめの仕掛けとして…。
 
二つのテーマを掲げました。
「学級の全員でつくる発表会」と
「見に来る人が来てよかったと感じる発表会」の二つです。
このテーマを常に考えながら準備に臨むことで、子ども達は「全員でつくることができているだろうか。」ということを互いに考えることができます。
また、「見に来る人たちが来てよかったと感じる発表会」になっているかどうか考えることで、子ども達が自分達で台本を変更したり工夫したりしながら発表会をつくることができます。
 
そして、二つ目の仕掛けとして…。
 
あとどフェスティバルの[オープニングとエンディング]、[司会者]や[会場レイアウト]について、「やりたい。」と手を挙げる子ども達に考え、やってもらうことにしました。
[オープニングとエンディング]には、1年生全員と6年生3名、5年生2名が手を挙げました。
[司会者]には、10名の子どもが手を挙げました。
[会場レイアウト]には、4名の子どもが手を挙げました。
手を挙げた子ども達に関わる大人についても、「この子ども達に関わりたい」と手を挙げた教師が手伝いに入りました。

司会者が自分の作った原稿で案内
1年生と6年生でオープニング
会場では6年生がつくった動画が流さ、準備の様子が伝えられました

あとどフェスティバルの準備が始まったのは、10月17日の音楽会が終わったあたりからでしょうか。

会場の皆さんが参加して

約1か月間の準備を経てあとどフェスティバルを行いました。
見に来てくださった、保護者・地域の皆さん(来場者)からは次のような感想をいただきました。
 
〔来場者の感想より〕
子ども達が主体で動いているのが、とても良かったです。どの学年もまとまっているように見えました。それぞれ、自分の役を楽しんでいてみんなが主役!少人数の良さを感じました。
 
1学年上がることに成長を感じられる発表会でした。学習で得たものを、クラス全員で発信できる力に感動します。
 
各学年の工夫を凝らしたいい発表でした。こんなふうに学校で勉強しているんだなと様子が分かりました。みんなが笑顔で楽しそうに発表していたのが良かったです。来年も楽しみにしています。
 
〔来場者のアンケート結果より〕
Q:今回のあとどフェスティバルを見に来て良かったと思いますか。
A:とても良かった 93.3%
 まあまあ良かった 6.7% 

5年生によるエンディング

子ども達全員の力で、見に来た人に喜んでいただける発表会にできたのではないかと思います。
見に来てくださった保護者・地域の皆さん、ありがとうございました。