卒業式に向けて
家庭科室の前を通ると、校務員が何やら黙々とやっています。
のぞいてみると…。
爪楊枝を持って細かい作業をしています。
「何をしているんですか。」
「花の種を植えているんです。」
「種って、こんなに小さいの!?」
どうやら、爪楊枝を濡らし、そこに種をくっつけ、くっつけた種を土ポットに植えていく。
ひたすらその作業を続けていたようです。
「この花は、何に使うんですか?」
「卒業式です。」
この日は10月1日。
今から、このように作業をして卒業式に向けて準備をするのですね。
種が苗に生長したところで、子ども達に1本ずつ渡し、子ども達も責任をもって一人一鉢の花を育てていきます。
校務員に聞くと、「これから、別の花で120本の苗が届く予定。」とのこと。
子ども達も育てますが、校務員には地道なところで大変お世話になっています。